20ポケット(御城印40枚まで収納可能)
「椿の海御城印帳について」
かつて下総の国の東北部 (今の旭市、匝瑳市、 東庄町) の一帯には 「 椿の海 ( つ ばきのうみ)」 という南北 4 キロメートル東西12キロメートルにわたる巨大 な湖が存在していました。 この湖は江戸時代中期に干拓により、消滅してしま いますが、それまでは、犬吠埼が海の難所であったために、これを避ける形での「香取の海(かとりのうみ)」 (今の霞ヶ浦、北浦、 印旛沼、手賀沼を一体とする巨大な湖) 経由での 東北への内陸水運ルート (図1参照) の要所にあ たり、湖畔には多くの湊(みなと)が作られると ともにこの漢を守るようにその漢に付随して多く の中世城郭が築かれました (図2参照)。
この椿の海の御城印帳は、周辺にそういったまさに水城(みずじろ) と言っても良い、 このよう な城郭群をかつて有した 「椿の海」をモチーフと して、 千葉城郭保存活用会副代表の山城ガールむ」 つみさんのオリジナルデザインにより、 作製され たものです。 末永くご愛顧いただければ幸甚です。
千葉城郭保存活用会