1/1

72 米本城

¥400 税込

送料が別途¥400かかります。

⬛︎ 米本城のご説明 千葉県八千代市
米本城は新川の東岸に位置する舌状台地に築かれました。 後世の土取りに よって、先端は原型をとどめていないものの、 土塁、 土橋、 櫓台などの遺構が 良好に残っています。

米本城の東側には「上宿、 中宿、 下宿」の地名が残っていて、これらの宿 の形成は中世まで遡ると思われます。このことからも、米本城が街道に面した 要衝に築かれたことが分かります。

米本城の南西にある根小屋集落の先には、 「城橋」 の地名が残り、新川を 渡る橋が架けられ、渡河点であったことが推察されます。 まさに米本城が陸路 と水路の結節点を押さえる役目を担っていたことが分かります。

米本城の築城等の詳細は不明ですが、 村上氏の城と伝わっています。 村上 氏は千葉氏の庶流である原氏の家臣であることから、原氏の居城である臼井 城の防衛の役目を担い、 米本城に入ったと考えられています。 村上綱清が城 主のときに落城し、 綱清が討ち死、もしくは自害したという伝説も残っています。 それらの真偽は定かではありませんが、 城内から炭化米が出てきたことや、新 川を挟んだ対岸に太田道灌が陣を敷いたという言い伝えがあることなどから米 本城がなんらかの戦いの舞台になったことが推察されます。

米本城はこの地域の中心的な城郭として、西方2kmの距離にある同じく原氏の家臣高木 (高城) 氏の吉橋城と連携して機能していたことが考えられます。

⬛︎御城印デザインのご説明
米本城の御城印には、 千葉一族の家紋 「月星」 と 「九曜」をデザインしました。 米本城主村上氏は、鬼門に米本神社、 裏鬼門に七百余所神社を置きました。 どちらも妙見信仰です。 村上氏は千葉一族の出自ではないとされているものの、 主筋にあたる原氏の信仰のシンボルを城内に置いたと思われます。村上氏は 信濃国村上一族を出自とするとも伝わるため、 信濃国村上氏の家紋をデザイン しあわせて飯綱権現をモチーフにしました。 米本城と新川を挟んだ対岸に 飯綱神社があり、 信濃国村上氏は飯綱権現とゆかりが深いことから、 信濃国村上氏と米本城主村上氏の繋がりを感じる ことができます。また、この飯綱神社は太田道灌が陣を置い たという伝承がのこる場所です。

そして、米本城城山の地形が分かる地図をデザインしまし た。新川などに囲まれた要害であることがわかります。

商品をアプリでお気に入り
  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥400 税込

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品