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⬛︎土やぐら城のご説明 千葉県香取郡多古町
土やぐら城は多古町の南東部、中村地区の借当川流域を臨む台地の先端に築かれました。 こ の台地の中央を走る 「中城坂」を挟んで、 北西300メートルほどの位置には物見台城 (物見台跡) があり、中村中央の台地へと続くこの坂を物見台城と連携し、監視していたと思われます。 土やぐら城の構造は判然としませんが、 物見台城と一体となって機能することで効力を発揮した のでしょう。櫓台、土塁が今も現地に残り、かつては堀がめぐっていたとも伝わります。
この二つの城が築かれた台地の西側は、中村中央の台地に向かって谷 (相ノ谷) が深く切れ 込んでいます。 さらに南から東にかけては借当川とその支流の平野部に接しています。 土やぐら城は、この周辺地域の水運掌握のための監視所的な役割を担わされていたと推察できます。
借当川の上流部は、かつての椿海に通じ多古周辺地域の水運の要衝であり、 香取地方へと繋 がる街道も存在したことから、 借当川流域が水陸交通の要衝だったことがわかります。 治承4 年 (1180年)の源頼朝旗揚げの際、 房総半島から立て直しを図る頼朝側に対し、 平家方として 戦いを挑んだ藤原(千田) 親政の居館も借当川上流にあったとされ、この流域は古代より開けた重要な地域だったのです。
⬛︎御城印デザインのご説明
多古町には、江戸時代に描かれた土やぐら城の絵図が残っています。 絵図には、 「土やぐら」 という名称の語源となったと思われる櫓台のような高まり (玉屋くら) や土塁が描かれてお り、それらは現存する遺構の形態とほとんど変わっていません。 土やぐら城は小規模な城 郭ながらも、400年以上前の城の姿を今に伝える大変貴重な城郭遺構といえるでしょう。 御城印には、その絵図をデザインするとともに、 多古町中村地区とは特に歴史的かかわ りの深い千葉氏の家紋「月星」 を配置しました。 そして、 土やぐら城は監視所として機能し ていたと考えられることから、櫓をイメージし、表現しました。
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